原料米には兵庫県産山田錦を100%使用。自社の精米機で3日かけて、精米歩合35%まで丁寧に磨き上げ、仕込み総量600kgの白米を15kgごとに機械に任せない人力による洗米と正確な給水を行います。
種麹や酵母の種類も毎年吟味してベストのものを採用します。
酒を搾る時には、事前にアルコールで丁寧に洗浄した木綿の袋にもろみをいれて吊し上げ、圧力をかけない状態で滴り落ちる「袋取り」の手法で清酒にします。これは通常の方法で取れる量の半分しか取れません。
これで終わりではありません。適切なタイミングで滓引きと火入れをしなければ、最高の手法で作られた酒であっても造りたての旨みが損なわれてしまいます。製造責任者である杜氏みずからが酒を利きながら状態を確認して滓引きと火入れを行います。
ビン詰後も常に氷温に近い温度で貯蔵し、皆様の手元に届くまで大切に管理されています。
蔵人が全神経を注ぎ、手間を惜しまず仕込む姿に思いをはせながら、大吟醸の香味をお楽しみ下さい。
商品名 米鶴 大吟醸袋どり巨匠
原料米 山田錦100%
精米歩合 35%
アルコール度 16%
日本酒度 +1~+3
酸度 1.1~1.3
使用酵母 山形・1801